カナダ移住

【日本と比べてみた】PCを使いこなすIT大国カナダの小学生

こんにちは。YUKAです。本日もablife.blogにお越しくださりありがとうございます。

本日のテーマは『カナダ🇨🇦 小学生なのにこんなにパソコン使えちゃうの!?』

我が家の二人の娘の学年はGrade4(4年生)と、SK(年長)ですが、長女のパソコンの使いっぷりがすごい。

さすが、”ITに強い国カナダ🇨🇦”だなと感心します。

トロントの教育委員会「TDSB」

Toronto District School Board(TDSB)がトロントエリアを管轄する教育委員会です。カナダでも2〜3番目に多くの学生を抱えるTDSBですが、管轄する学校は幼稚園から、日本でいう高校までが含まれます。

そのほかにも大人を対象としたプログラムも管轄しているので、トロントエリアの教育に関連することはTDSBがほぼ網羅している、というような状態です。

日本で娘を学校に通わせていた我が家(というか私)にとって、カナダに来てから衝撃的なことがいくつかありました。と言っても2020年代の現代なら当たり前なのか・・・?

それでも、ほんの2〜3年前の日本ではこれはなかったな、ということをシェアしたいと思います。

学校は色んなことがデジタル化!

どんな事がデジタル化しているのか。

わかりやすいように日本と比較してみます。(娘が通っていた日本の小学校と比較します)

連絡網

日本:担任の先生の個人的な電話番号とメールアドレス、保護者の電話番号が書かれた連絡網が配布されていました。(個人情報なので、管理に注意するよう呼びかけがありました)

必要に応じて、保護者の方から連絡網が順番に回ってきて、私は次の人に伝言を伝えていました。(私が小学生の頃とほとんど変わってなくて、寧ろ驚きました)

カナダ:学校から直接、保護者宛にメールで案内+電話で校長先生の録音メッセージを受信。担任の先生も校長先生も全てtdsb管轄のメールアドレスを持っていますので、基本的には先生とのやりとりはメールです。先生個人の連絡先は知りません。

子供たちの管理

※カナダのみに当てはまるので、カナダのことを紹介します。

カナダ:生徒一人一人に専用のメールアドレスと学生番号が割り当てられています。

メールアドレスは「名前@student.tdsb.ca」のような感じで。

このメールアドレス宛に、直接担任や体育・音楽の先生達から宿題のアナウンスや子供達への連絡事項が来ます。

宿題

日本:毎日大量の宿題。低学年のうちは親も丸つけや答え合わせをしなきゃいけませんでした。いつも帰ってきたら『手洗い・うがい・宿題』の3セット。親も意外と大変。

でもこの宿題のおかげで、子供の進捗状況がわかりましたし、良い側面も多かったです。

カナダ:担任によりますが、長女の担任の先生はほとんど宿題を出しません。他のクラスではファイルに宿題を入れて帰ることもあるようで、ほんと担任の先生次第という感じ。

しかも、宿題が出る時は、先ほどの子供宛のメールアドレスに宿題の指示が書かれており、その宿題をPCで行う事がほとんどです。

宿題は、算数の計算問題の他、コーディングや、パワーポイントで資料を作る、など多岐に渡ります。(頻度も量も少ないですけど)

ここで使用しているツールが”Google Drive”というもの。これがまたとても便利です。

いつもパソコンに向かって作業をし、そのままファイルをアップロードして提出です。

オンライン授業になった時も、Google Driveでクラスメイトと画面をシェアしながら授業に参加し、みんなで同時に同じ宿題をしたり、全員参加型のゲームをしたり、かなり使いこなしていました。

最初の頃はタイピングも遅くて、人差し指がいつもキーボードの上をウロウロしていたのに、いつの間にかタイピングも早くなったし、あっという間に使いこなせるようになっていて、すごいなぁと感心します。

学校では?

日本:みなさんご存知のように、黒板に先生が板書、子供達は自分達の教材・鉛筆などの文房具で勉強

カナダ:教科書もなけりゃ、筆箱さえ持っていきません(笑

9歳の長女は家に帰るなり、「今日は一回も鉛筆使わなかった〜」と。

書いて書いて書きまくっていた私の小学生時代からすると、考えられないです。

脱線しましたが、

授業ではホワイトボードで先生が説明したり、You Tubeなどの動画も使いながら授業が行われます。

子供達は学校で配られるプリントや鉛筆・消しゴムを使って勉強。筆記用具に関しては、自分の物を持って行ってもいいですが、ほとんどの子供は学校で配られるものを使用します。

長女によると、授業によっては”Chorom book”というデバイスが一人一台に割り当てられるそうですが、娘はまだ英語が十分ではないのでGoogle 翻訳を使うため、終日学校のデバイスを借りて使っているようです。

各教室には数台の”Chorom book”が常備してあり、授業によっては他のクラスから借りて、一人一台ずつ渡され、コーディングやプログラミングの授業が行われているようです。

 

このように、トロントの小学校ではごく自然にコンピューターに触れる機会が与えられています。スマホが世の中に普及してから10年ちょっと。今の10歳以下の子供達はスマホが当たり前にある環境で育っているだけでもすごいことだなぁと思うけれど、もっともっと難しいことも子供のうちから自然と学べば大人になった時の可能性は無限大だなぁと、なんだか頼もしく感じます。

娘に追い抜かれないように私も勉強しなくては!

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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