※2021年6月に再編集+追記しています。
こんにちは。
今日は私たちがカナダへ渡航する前に準備したものについてまとめようと思います。
2020年秋に渡航した際の情報になりますが、コロナ禍の渡航で必要だったもの、念の為に用意しておいたものなど、とにかく盛りだくさんでした。
しかも、渡航することが決まったのは出発の2週間前!
絶対に不備がないように、市役所や病院など本当に慌ただしく準備しました。
主人が既にトロントで単身生活を送っており、住む家は既に決まっていましたのでその他の手続きをお話ししていきます。
長くなりますが宜しければお付き合いください。
■入国前の手続き
■子供の予防接種
■健診
■日本の居住地での手続き
■日本とトロントの学校、保育園関係 の項目でお話ししますね。
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■入国前の手続き
私たちは現地の日本人のコンサルタントの方を通じて手続きや書類関係を進めました。
まずは、カナダ渡航に必要なeTAと渡航通知許可証を申請しました。
渡航通知許可証とは、旅行ではなく必要不可欠な渡航であると言うことを証明するための書類です。私たちが入国をした頃は、必須の理由が無い限りカナダへ入国することはできませんでしたので、近い将来、入国制限が解除されてこれまで通りの行き来が可能になれば不要なものなんだと思います。
コンサルによると「コロナの影響で全ての手続きが遅れているので、eTAと渡航通知許可証の発行に1カ月程度かかるかもしれない」とのことでした。
ところが、3日後にはeTAも渡航許可証も発行されるという急展開!
しかもメールにPDFで添付。
日本の ”書類は郵送で届くスタイル” (なんなら書留) に慣れている私はプチカルチャーショック。
さすがIT大国カナダだなぁなんて感心したのも束の間、
焦ってフライトを予約しました。
その次に取り掛かったことは、カナダ到着後の隔離プランを作成しました。
というもの、海外からの入国者は2週間の隔離が必要で、入国時にその隔離プランを提出あるいは口頭で確認されるらしい、との情報を得たからです。
しかも怖いことに、ちゃんとそれが示せなかったら入国拒否されて泣く泣く帰国する人もいる、なんていう噂も聞いて;;
そりゃぁ完璧なプランを作りますよ。
政府のサイトを参考にしながらこれに沿って作成しました。
当然ながら全て英語です。カナダにいる主人と協力しながら作成しました。
このトピックだけでかなり長くなりそうです。
居住場所の証明や、食料必需品の調達はどうするのか、誰と隔離生活をするのか、そこには60歳以上の人はいないのか、などなど添付書類も含めると分厚ーくなりました。
それプラス、ArriveCANというカナダ政府が発行しているコロナウイルス対策のための入国者を対象としたアプリをダウンロードし必要項目を事前に入力しました。
因みに、私が渡航した2020年秋はダウンロード自体が任意でしたが、2021年6月現在はダウンロードが必須のようです。このArriveCANに入力したデータに基づいて、隔離生活中に2回ほど確認の電話がかかってきました。(私の時は音声ガイダンスのみで直接のやりとりはありませんでした。)
■予防接種
子供の予防接種の確認をしました。
日本とカナダでは必須のワクチンが異なりますので、在カナダ日本国大使館のサイトを見て、不足している予防接種をリストアップし、地元でそのワクチンを打ってくれて、予防接種の経歴を英訳してくれる病院を探しました。たまたま近くに1軒だけトラベルクリニックがあり、予約。
まずはお母さんだけ来てくださいと言われ、Drと面談してどのワクチンを接種するのか、あるいはカナダで接種しても問題ないのかなど、細かく相談に乗っていただきました。
とっても心強かったですね。
後日、必要な予防接種を全て接種しましたがお姉ちゃんは4本、妹は3本・・・よく頑張った娘たち。
しかも、海外渡航者向けのPCR検査も行っているとのことだったので、当時カナダは必須ではなかったのですが、念の為3人分検査を行うことにしました。
渡航72時間前を目安に予約し、英語の証明書を出してもらいました。
金額がぶったまげましたが、もう、他にも色々お金かかってますし、これで入国できなかったら絶対いやだ!と思い、必要経費だと思ってお願いしました。
お値段約10万円。。。ホント高い。結果は3人とも陰性だったのでよかったです。
■健診
カナダに着いて英語で病院に行く自信がなかったので地元で人間ドックを受けました。
乳がん検診や、子宮頸がん検診、一般的な健診を3日間に分けて行って、一応大きな問題なしでした。一通り行っておくことでカナダに着いてからも安心して過ごせました。
移住前には健診を受けておくことをオススメします。
■日本の居住地での手続き
学校や保育園への連絡、転出届提出、税金関係の手続きなど何日 市役所に通ったんだってくらい通いました。
■日本とトロントの学校、保育園関係
『日本の学校と保育園の手続き』
長女の通っていた小学校への連絡は、まず初めに直接担任の先生に報告しその後事務の先生とやりとりをしました。
国内の転校の場合は、転学届や教科書証明などを転校先の学校に提出するそうですが、トロントの学校に必要なものを問い合わせたところ、
「何もいりません」とのお返事。
事務の先生も「え?いいの?」みたいなリアクションでした。
と言うことで、転校にあたって用意した書類は何もありませんでした。
次女の通っていた保育園の手続きは、直接園に報告して退園届を提出。
そして、市役所で正式に退所の手続きを取りました。その際に医療証なども併せて返還しました。
『トロントの学校の手続き』
別のブログで詳しく書こうと思っていますが、入学までの手続きをシェアします。
トロントは日本と一緒で地区ごとに通える学校が振り分けられています。
パブリックスクールのほとんどの学校が幼稚園と小学校が一緒になっていて、4歳から幼稚園入学です。そのため、次女も長女と同じ学校に入学することになります。
英語メイン、フランス語メイン、カトリックの学校 など種類はありますが、我が家は英語メインのパブリックスクールに入学することにしました。
年度途中からでもいつでも入学できるので、まずはTDSB(トロントの教育委員会のようなところ)で自分たちが住む地区の学校を探し、該当する学校のホームページからオンラインで入学手続きをしました。
手続き後は学校の先生とメールでやり取りをして、ビザや出生証明(パスポート)などを提出して手続き完了です。
とても長くなっているので前編はここまで。
後篇で携帯電話の手続き、洋服や食べ物の準備、荷造りのことなどをまとめようと思いますので、よかったらのぞいてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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