こんにちは。2020年10月からカナダ・トロントに移住したYUKAです。
我が家には8歳と5歳の娘がいます。
以前のブログにも書きましたが、娘たちはトロントの公立学校に通っています。
公立学校ですが比較的移民の多い地域に住んでいることもあり、多民族が集まる学校です。
カナダの学校ではESLという英語学習者向けの英語習得に向けたプログラムが導入されています。
ESLとは、English as a Second Language の略であり第二言語としての英語を学ぶ人を対象としているのですが、このESL、子供だけでなく大人向けのプログラムもあるのですが、今回は幼稚園・学校で行われているESLの情報をお伝えしようと思います。
ESLがあるということは日本にいる頃から自分なりに情報を取っていたので知っていましたが、どういうことをするのか、頻度はどのくらいなのかなど、詳細は分からないままでした。
実際に学校に通うようになってわかったことを箇条書きにまとめてみました。
①対象年齢:年長さんから。
②頻度:週2回、30分程度の授業。ESL対象の子は別部屋に移動して担当の先生が付いて指導。
③内容:ESLを開始する年齢にもよると思いますが、基本的な文法を学習する。
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具体的に説明します。
①我が家の次女は年中さんの学年のため、長女のみがESL対象でした。
姉妹の年齢が3歳離れているとはいえ、長女も次女も英語が全く話せないというスタート地点は一緒。でも、ESLが始まってからは長女はグンと読むスピードやリスニング力が上がったように思います。
②初めの2週間はESLもなく、”あれ?この学校はないのかな”と思っていたくらいでしたが、ある日突然開始されました。約20人のクラスにESL対象の子は2〜3人いるようです。基本的には各クラス単位で授業が行われるので、先生が1人に対して生徒は2〜3人と、かなり手厚く授業を受けることができている印象です。
③8歳の長女のクラスの情報でしかないのですが、英語の発音の基礎となるフォニックスや、基本的な文法を学習してます。通常のクラスでは、宿題が全くありませんがES Lだけは毎回宿題が出ていました。少人数制ということもあり、同じESLの授業に出るお友達と一番仲良くなっていました。
長女はこんな感じでESLの効果バツグンです。入学して8ヶ月、そのほとんどがコロナ対策でオンライン授業だったので対面学習は2〜3ヶ月だけでしたが、それでも最近はオンライン授業中は長女は放置しても大丈夫なくらいになりました。
わからない時は、子供部屋から「ママー!なんて言ってるかわからーん!」と呼ばれますし、スピーキングはめっきりですが、リスニング力が改善してきたことで本人も楽しんで授業を受けられるようになってきました。
とは言っても、次女はESLはありませんし、長女も決して頻度は多くないわけです。
やっぱり家での英語の勉強は必須だと思います。
我が家も試行錯誤している状態ではあるのですが、主に動画や学校でも推奨されているreadingのアプリを使用して毎日インプットするようにしていました。
それらをご紹介しますね。
①YOUTUBE
✴︎ English Singsing : https://www.youtube.com/c/EnglishSingsing/featured
⇨アニメで日常会話を学べます。短いフレーズで話してくれるのでシャドーウィングにも。
✴︎ Rock ‘N Learn : https://www.youtube.com/channel/UCExx109KH5msQR0n52ZzyAw
⇨アニメで日常会話や発音方法を学べます。フレーズを繰り返してくれるのでわかりやすい。
✴︎ Cocomelon – Nursery Rhymes : https://www.youtube.com/channel/UCbCmjCuTUZos6Inko4u57UQ
⇨英語の音楽集のようなサイトです。比較的ゆっくりなので、次女のお気に入り。
✴︎ Jack Hartmann Kids Music Channel : https://www.youtube.com/user/JackHartmann
⇨学校の授業でも利用されています。ノリノリのジャックさんが音楽に合わせて単語からフレーズなど幅広く学べます。
✴︎ Scratch Garden : https://www.youtube.com/channel/UC8NFs-VWUsyuq4zaYVVMgCQ
⇨学校の授業でも利用されています。アニメーションが面白くてわかりやすい。大人もかなり役立ちます。
②epic! :https://www.getepic.com/sign-in
オンラインの図書館のようなイメージです。サブスクリプションなので、年間約$90ほどですが、年齢に合わせた本を紹介してくれます。
これの良いところは、自分で読むコンテンツだけでなく、読み聞かせのコンテンツ、動画のコンテンツもあり、かなり豊富です。
学校からはとにかく本をたくさん読む事を推奨されているので、我が家でも利用しています。二人とも自分で読み進めることは難しいので、主に読み聞かせの本や動画を見ていることが多いです。
ここまでは、英語のインプット方法です。
ここからはアウトプットについて。
前述しましたが、コロナウィルスの感染の影響で、2021年6月現在、学校にはわずかな期間しか通うことができていません。このまま今年度は終了だそうです。新学期の始まる9月からは対面授業が再開するようですが・・・
そんなこともあり、娘たち二人は英語で友達とコミュニケーションを取る機会がとっても少なかったことは事実です。
最高のアウトプットは会話ですよね。
なので、できるだけ公園に連れて行ってお友達と遊ぶようにしたりしました。
他には、短いセンテンスだけでも親と英語で会話をすること、英語のアニメ(ポケモンなど)を字幕付きで見て、わからないフレーズを調べて使う・・・などを繰り返しています。
二人ともよく頑張っていますよ。
7月からは2ヶ月間の長い長い夏休みに突入します。
オンライン授業も当然ないので、どっぷり日本語漬けになりすぎないように、できるだけ外に連れ出したり、前述したような勉強に加えて、友達とテレビ電話をしたり色々策を考えなくては、と思っているところです。
まだまだ発展途上の娘たち。(いや、私も。)
これからあっという間に話せるようになるのかもしれませんが、定期的に状況報告や、こんなことがよかった!などシェアできればと思います。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
では。