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【危うく犯罪者】トロントで落とし物を拾ったら・・・?

こんにちは。YUKAです。今日は「落とし物」がテーマです。

携帯電話を拾いました

先日娘たちと公園に遊びに行った時のこと。長女が遠くから右手に何かを持って私に

近づいてきます。

よく見るとどなたかのiPhoneでした。娘いわく「階段の所で拾った」と。そういえば、約10分前まで数名の人が階段付近でダンスをしていましたので、その中の誰かが忘れていったもののようです。

届けるにも、もちろん持ち主はわからないし、電話もかかってきません。

たまたま、近くにゴミ箱の中を物色している人がいたのでそのままにしておくと盗まれてしまうのではないかと思いました。

トロントは比較的治安がいいとはいえ、エリアによっては道を歩いていると、

ちょっと警戒しないと危ない人 とすれ違うことはよくあります。

奇声を発していたり、突然すれ違い際に怒鳴り声をあげたり、お金をちょうだいと寄っていくような人たちもいます。

だからこそ、携帯のような貴重品は盗まれる可能性が高いのです。

日本だったら、真っ直ぐ交番に届けるのですが、トロントには交番はありません。

「どうしたらいいの?」と困り、とりあえず友人に電話したところ、

公園管轄のビルのセキュリティに預けてはどうかと提案され、セキュリティに届けることにしました。

一旦そこで預かってもらえることになったのですが、私が携帯を持って行った時の反応が「え、届けたの?ありがとう!」と.

セキュリティの人が持ち主ではないのにお礼を言われました。

この話を友人にしたところ、「盗んでいく人が多いから持ってきたことに驚かれたんじゃない?」と。

事実、その友人も昔携帯を失くしたことがあり、もう返ってこないかもしれないと思いつつも何十回も電話をかけたらようやく繋がって手元に戻ってきたことがあったそうです。

その友人は「電話に出てくれただけいい人かもしれないと思った」と言っていました。

日本と同じ感覚でいちゃいけないなぁ・・・と感じたところです。

トロントの落とし物事情

今後ないとは限らないので、落とし物を拾った時、落とし物をしてしまった時の対処方法を調べてみました。

【落とし物をしてしまったら・・・?】

①問い合わせ

落とした場所にもよりますが、各公共施設の「Lost Article Office」「Lost and Found」ーナーに問い合わせをします。

地下鉄やバスを利用した際にはTTCのLost Article Office(416-393-3030)に電話するか直接問い合わせをします。このオフィスは地下鉄のBay駅の構内にあり、1箇所だけです。バスや電車での落とし物は全てここに集約されるのですね。

トロントピアソン空港内にもターミナル1にLost Article Officeがあり、空港内での落とし物を取り扱っているそうです。サイトはこちら

②警察への届出 

電話でのみ受け付けです。しかし遺失物は何でも受け付けてくれるわけではなく、物によって条件付きで受け付けてくれます。サイトはこちら(Toronto Police Service)

遺失物として警察が受け付けてくれるものは、$500以上の価値があるもの公益性があるものと明記されています。

ちなみに携帯電話は受け付けてもらえないそうです。サービスプロバイダーに問い合わせるようにと明記されています。

日本だと「とりあえず警察!」と思いがちですが、トロントでは警察よりも施設などに設けてあるオフィスなどに問い合わせるのが一般的なようです。

③番外編:もし携帯電話を無くしてしまった場合

とにかく電話をかけ続けるのが大事だそうです。戻ってこない可能性の方が高いそうですが、もしかしたら電話に出てくれるかもしれません。

携帯って貴重品と同じですもんね。

拾ってくれた方に謝礼を渡すこともあるようです。これは”気持ち”なんでしょうけれど。

無くさないに越したことはありませんが、いざという時の対処方法を知っているだけでも慌てずに済むかもしれません。

落とし物を拾ったら・・・?

先程の情報と重複する部分もありますが、もし近くにLost article office などがあれば届けるか、公共の場であればスタッフの人やセキュリティに声をかけると良いと思います。

もし、公園や道端などで見つけて預け先がなかった場合、カナダではkijijiなどのコミュニティサイトが普及しています。

kijijiは物の物販や賃貸情報、求人情報などあらゆる現地の情報を取り扱っている掲示板のようなサイトです。

時々落とし物のトピックも出ていることがあるので、こういったサイトに情報を掲示する方法もあります。

私は母からもらったピアスを道端に落としてしまい、探しようが無くて泣く泣く諦めましたが、大事なものを落としてしまった時に、もし自分の手元に返ってきたらこんなに嬉しいことはありませんよね。

「落ちてたからラッキー」ではなく、「持ち主の元に返ってラッキー」になれたらHAPPYですよね。

 

ぜひ何か参考になれば嬉しいです。

本日も最後までご覧くださりありがとうございました。

では。

 

 

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