こんにちはYUKAです。本日もablife.blogにお越しくださりありがとうございます。本日のテーマは英語の失敗談!やらかしました記録Vol.1をお届けします。
カナダトロントに移住して約1年。中学英語すらままならない状態で意気揚々乗り込んできたわけですが、この1年で英語ができないが故に色々やらかしました。
早速いってみましょう!
No1【いや、脱がないで】
とある身体検査のためにラボと呼ばれる超音波やレントゲンなどの検査をする施設に行った時のこと。その日の私の検査メニューは子宮の超音波検査と子宮内エコーでした。
日本で同じ検査をする場合、子宮の超音波はベッドに横になりお腹周りにジェルを塗った状態で機械を当てて検査します。
子宮内エコーは、経膣超音波検査と呼ばれ専用の椅子に座ると足が開脚してティルトされた状態でDrが正面に座って検査をします。
トロントでは、子宮内エコーは日本の様に開脚してティルトする椅子は無く、普通に寝たまま腰を持ち上げた状態で検査官の人が検査をするのです。
が、私はその説明の意味がわからず。
とりあえず、「あっちの部屋で脱いで戻ってきて」と言われたことだけはわかったので、素直に脱ぎました。
ただ、私の致命的な間違いは、なぜか「全部脱いで」と理解してしまったこと。
「何で全部脱ぐのかなぁ?」と自分のリスニング間違いを疑いもせず、
検査官の方に
「ブラジャーも脱いじゃったんだけど良かった?」と聞いたら
「オーマイガ!」と一言。
検査着を一枚着ているとはいえ、スッポンポンだったので、「早くこっちに着て!服全部持ってきて!」と慌てて呼ばれる始末。
超冷めた感じで「上は脱がないで」と一言。
その場でようやく状況を理解しました。
次からはもうブラジャーは脱ぐまい。そう決意しました。
⇦いや、リスニング力の低さをどうにかせい。笑
NO2【ライトじゃなくてライトよ!】
移住したての頃、市役所の様なところでオンタリオ州の運転免許証を作りました。
トロントでは、日本の免許証を持っていくと5年以上のライセンスがあれば申込書と視力検査のみで$90を払えば作ることができます。
視力検査はカウンター越しに係の人が座り、双眼鏡の様なメガネを除いて正面に表示される文字を答えていく検査方法でした。
最後に視野の検査なのか、光を当てられ、どちらが光ったかを答えるという検査があったのですが、日本でそのような検査を受けたことがなかったので、
その時の説明の意味がわからず、検査官に言われた一言が
「right じゃなくてlightよ!」でした。
RとLの聞き取りは本当に難しい笑
「は? ライト? え? 右側光ってるの何で? ライトが何?」
頭の上にハテナがポンポン、ポンポンと並んでおりました。
それまでは拙い私の英語にもにこやかに対応してくれた係の人も「だからlightだって!」と最終的にはプチ怒ってました。
どうにか検査クリアしましたけど、ごめんなさいです。
今になって思えば、状況判断で右か光かなんてわかるやろ!と突っ込みたくなりますが、
いかんせん初めての一人で市役所。
そこにいるってだけで若干テンパってるので、もうrightもlightも訳分からなくなってる訳です。
無事に運転免許証は交付されましたけど、もう泣きそうでした笑
No3【だからチェスナッツだって!】
とある日、お友達家族と一緒に出かけていたら、近くに栗が落ちていたんです。
娘たちは喜んで拾い始めました。でも、よくよく見ると日本の栗とはちょっと違う・・・

ちょっと写真では伝わりにくいかもしれませんが、先が尖っていなくて全体が丸みを帯びています。お尻のザラザラもなく、どちらかというとツルンとした感じ。
疑いもせず「こっちの栗はこんな形なのね」と思いながら拾っていると、ヨーロッパ人の友達が「チェスナッツよ」と教えてくれました。
英語できない私、真っ先に「こっちの栗はマロンじゃなくてチェスナッツなんだ〜」と言うと
明らかにえ?と言う表情で「チェスナッツよ。」と。
「え、マロンの一種なの?」
「だから、チェスナッツだってば。」
このやりとりもう一回しました笑
え?マロンじゃないと?と腑に落ちてない私。Google翻訳に「栗」と入れると「chestnut」と書いてあるじゃないですか。
カタカナ英語にだまされたー!!
カタカナ英語のせい笑
もう、絶対忘れない。栗は英語でchestnutです!
ちなみにこの拾ったチェスナッツ、びっっっっっっっくりするくらい苦かったです笑
もう、絶対拾わない笑
マロンチェスナッツのやりとりをした友達に苦かったことを話すと、
「言ったじゃない」と言われました。
・・・え?そんなこと言った?
どうやら忠告してくれてたのに聞き取れてませんでした笑
何事も経験ですね!笑
番外編【そりゃないよ】
つい最近の出来事です。次女がカナダに来て初めて体調を崩しました。
ここカナダは病院にかかるのが非常に面倒なんです。
このことだけで長くなりそうなので今度別ブログでご紹介します;;
この日次女は夜中から熱が出て、喉も痛く、ほとんど眠れていないような状態でした。
日本だったらすぐに小児科か耳鼻科にかかりますが、カナダには診療科のクリニックはありません。
まず総合診療のような形でファミリードクター(かかりつけ医のようなもの)を受診して、必要であればスペシャリストと呼ばれる各診療科に紹介されます。
なので今回のファーストステップはファミリードクターを受診すること。
予約はオンラインか電話です。何となく予想はついていましたが、予約は取れませんでした。
となるとセカンドステップはウォークインと呼ばれる「とりあえず診てくれる」ドクターを受診すること。
これも予約はオンラインか電話です。近くのクリニックを探して、電話しました。予約は取れません。
「とりあえず診てもらう」ことも難しい。
コロナの影響もあると思うのですが、基本全て予約制です。
「とにかく別のクリニック探さなきゃ」と思うのですが、多分予約が取れない気がしてました。
なぜなら、数日前にも長女の体調不良で同じ状態になったから。
長女の時は何軒も電話して、救急ダイヤルに相談してクリニックを紹介してもらったけど診てもらえなかったので、最終的には小児救急に行って、4時間半待ちました;:
『また同じだ・・・でも娘はしんどそう。薬も何を飲ませたらいいのか分からない、とにかく診てもらいたい』の一心で、ダメ元で電話では断られたクリニックに直接行ってみました。
すると「何時になるか分からないけど、Drから電話するね」と受付の方の神の様な返答。
もうThank you VERY much!!!!と深々お礼を言って帰りました。
何時になるかわからないとは言われたものの、Drに相談できるだけでもとにかく良かった。
ホッとしていると、比較的早い時間に電話がかかってきました。
「何て素晴らしいクリニック。対応最高。ファミリードクターここにしようかな」と一瞬頭をよぎるくらい感動。
Drは男性の方でした。
・・・・すんごぃ早口。
急いでるんでしょうね。忙しい所お電話くださってありがとうございます。
私「すいません、ちょっと聞き取れないから、ゆっくり話してくれませんか?」
Dr「Ok,Ok 」・・・・数語で早口に戻る。よくあるパターンです。
こうなったら必死で聞き取ります。
どうやらコロナの陰性証明が無いとクリニックに訪問することはできないそう。
Dr「そういうわけだからごめんね。」
私「ちょっと待ってください。娘キツそうなんです。熱も出て、鼻水も出てて・・・」
Dr「ぅWhat !!??」
私の心の声 『え、何でそんなきつく言うと? 早口でなんて言ってるか分からんし。でもこっちは伝えたいことあるし、聞きたいことあるし。ぅWhat !?て何!?』
とプチっと来てしまった私。
私「じゃあ私は、娘にどうしてあげたらいいんですか!?」とやや強めに言ってしまいました。
さっきまでの、ペコペコどこいった笑
私が何と言ってるのか分からなかったんだと思います。申し訳ないです。英語力が低いなりに頑張って伝えてるつもりですが、おそらく3歳児くらいの英語で話してます。
Dr「そうだねぇ。Comfortableにしてあげたらいいんじゃないかな。」
・・・・Comfortable? カンファタボー? 快適?
いやいや、そりゃないよ。Drでしょ?
せめて、換気してとか、水分は多めにとか、加湿して、とかそんなアドバイスくれたらいいのに、「カンファタボー」。
思わず笑ってしまいました。
Thank you for your time. と丁寧にお礼を言って電話を切りました。
そして、”ファミリードクターはここのクリニックにはするまい”と誓いました。
やらかしてみての感想
36歳でこんなに恥かくとは思ってませんでしたが、でも、恥ずかしい思いも悔しい思いも全て自分の経験値を上げてくれると思ってます。
実際に、失敗したことや恥ずかしい思いをしたことって忘れません。
だから次に同じような場面があったら同じ失敗はしません。
嫌だなぁとか、億劫だなぁと思うことは山ほどあるけど、でも1年前よりもそう思う頻度は確実に減っているので、少しずつ自分自身が成長しているのかなと思います。
失敗を成功に変えられるようにこれからも経験を通して成長して行こうと思います。
本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
やらかしましたシリーズ、またいつかご紹介できたらと思います。