カナダ移住

【カナダ永住権取得】どんな手続きが必要?私たちが実際に行ったことまとめ

こんにちは。YUKAです。本日もablife.blogにお越しくださりありがとうございます。

私たち家族は2021年秋にエクスプレスエントリーでカナダ永住権を取得しました。

永住権取得までの流れと、取得後にどんな手続きを行ったかをまとめました。

どうなったら永住権取得?

前回のブログでも説明した通り、私たちはエクスプレスエントリーという制度を利用して永住権を申請しました。詳細についてはぜひ前回のブログをご覧くださいね。

経緯

私たちが経験した流れをざっくり説明すると

【赤ライン:自分たちがしたこと 青ライン:CICからの通知】

エクスプレスエントリー申請

CICの抽選でポイントクリアしITAという永住権本申請への招待を受ける

無犯罪証明書取得(夫婦二人分)

⇨大使館で申請し、専門機関で指紋採取したものを提出。約五週間後に証明書が完成し大使館に取りに行きました

バイオメトリクス申請(夫婦二人分)

⇨Service Canadaを予約し、指紋と網膜認証を行います。その場で書類が発行されました。

専門医療機関での健康診断(家族全員分)

⇨カナダが指定する専門医療機関で、移民専用の健診を受けます。四人で$800程かかりました。カナダが指定する薬物や感染症の問題が無いかを確認するようですが、詳細は不明です。健康診断の結果は医療機関からCIC に送られますが、手数料を払えば、希望者には検診結果を閲覧することはできました。たまたま、長女が蛋白尿で引っかかったため、医療機関から連絡があり、移民の手続きとは別でファミリードクターで精査してもらうよう勧められました。このように、検査や治療が必要と判断されれば、医療機関から連絡があります。

上記書類を指定の期日までに揃え、エージェントに依頼して本申請完了

(私たちの場合)本申請完了後、5ヶ月後にCOPR(Confirmation of Permanent residence)の通知をメールで受け取る

このCOPRを受け取った時点で永住権を確保したことになります。

COPRを受け取るまでの期間は人によってバラバラなようです。ただ、とにかく心待ちにしていたことは確かです!

ここからもう一つ手続きを踏み、「PRカード」を申請します。

PRカード申請から受け取りまで

オンラインで申請

COPRのメールに、PRカード申請方法について詳細が書かれていますので、それに沿ってオンラインで申請します。メールに添付されたリンクから専用のアカウントを開設し、必要事項を入力し、PRカード送付先住所を登録して、証明写真を添付します。

<証明写真>

コロナ禍ということもあり、スマートフォンで撮影した写真もOKということでした。

正面写真なので色々と条件はありましたが自宅で全員撮影したものを添付して申請しました。

<注意>申請後、翌日に次女のみ”口角が少し上がっていて笑顔になっているので撮り直し”と連絡が。すぐに撮り直して、その日のうちに再度提出しました。

写真がOKだったかどうかの返事は無いのですが、専用のアカウントでPRカード取得までの進捗状況を確認することができるようになっていました。

さぁ、いざ申請!

あとはカード到着を待つのみです!

いつ届いた?

感想を先に述べるとするならば・・・さすが、カナダ🇨🇦 一体どうなってるの!?

と本当にもうヤキモキしました。

私たち家族の場合、四人のうち夫・私・長女は同日にオンラインで申請完了し、次女のみ写真取り直しがあったので翌日にオンラインで申請完了しました。

カードが届くまでのおおよそのプロセス期間は当時は約120日。そのため4か月くらいは待つつもりでいました。

・・・二週間後 夫・長女のカードが届く

・・・1か月半後 私のカードが届く

・・・3か月後  次女のカードが届く

なんなの。このバラバラ加減。笑

繰り返しになりますが、夫と長女と私は同日、次女は翌日に申請しています。

このラグはなんだ!

文字で見ると、「あ〜次女は3か月後だったのね〜」と思いますが、これが実際に待っている期間の長いこと長いこと。

「ちゃんと手続きできてなかったんじゃないか?」とか、「カードが別の人のところに配達されたんじゃないか?」とか色々考えました。

当然、CICにも専用アカウントから問い合わせを試みましたが、問い合わせ画面に進むのも一苦労でした。

無事にカードが届いた時は、ホッとしました〜。

「やっと日本帰れる!」と思いました。

というのも、永住権保持者は、PRカードが無いとカナダ入国時のビザが認められないのです。紛失や盗難、申請中などの何らかの理由でPRカードが手元にない場合はpermanent resident travel document (PRTD)という書類が必要です。

この書類の用意がまた大変。。。PRTD手続のための参考サイトはこちら

詳細は割愛しますが、PRTDは渡航先の国の専門機関で発行してもらう必要があるので、他例えば日本からカナダに入国する際は、日本のカナダ政府が委託している民間業者での手続きが必要になります。日本にはその機関が2022年4月時点で大阪・東京のみなので、わざわざ出向かないといけない場合もあります。。。うぅ大変・・・

ということで、永住権が下りてから、PRカードが届くまでも長い長いプロセスでしたが、無事に4人とも永住権保持者となりました。

永住権があれば、資格取得後過去5年間の間に2年間はカナダに居住していれば良く、さらにカナダ国内のどこにでも居住できる権利があります。

2019年から申請した永住権。約1年半かけてようやく家族みんなのPRカードが手元に届きました〜!長かったけど、もちろんこれで終わりではありません。

永住権獲得は”未来の選択肢が増えたということ”だと捉えています。

家族でカナダに住み続けるも良し。日本を行き来しながら生活するもよし。はたまた違う国も良し。

人生まだまだ折り返しにも行ってないですから(多分)、家族と一緒に色んな経験を通して成長していきたいですね。

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。では。

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