こんにちは。YUKAです。
本日のテーマは、トロントのコロナワクチン接種の現状と、2回完了してみての感想です。
ロックダウン中のトロントの現状
まず、トロント(オンタリオ州)は経済再開に向けて今年の4月からロックダウンの状態でした。
オンタリオ政府は経済再開に向けてSTEP1からSTEP3までのロードマップに基づいて、指標を示した上で徐々に経済を再開させていく計画を示しています。
経済再開に向けての一つの指標となるのが、成人人口あたりのワクチンの接種率です。詳しくは割愛しますが、2021年7月18日現在、STEP3です。つまり完全なる規制解除まであと一歩。
このSTEP3とは、「ワクチンが成人の70〜80%が1回接種、25%が2回接種を終えている」とう指標に基づいています。
ワクチン接種について思うこと
ワクチンについてはいろんな意見があることは承知していますし、元々日本で治験を行なっていた病院で勤務していた経験もあるため、この超ハイスピードなワクチン承認については私も全く不安が無いわけではありません。
経済再開のためには感染リスクを軽減しなければいけない、
そのためにはワクチン開発に十分な時間をかけたとはいえないけれどある程度安全性が確認されれば、早急に普及させなければいけない
見切り発車と言われてもおかしくないスピードだとは思いますが何を天秤にかけるのか、という究極の判断なんだろうと思います。
SNSやインターネットでワクチンの陰謀論など様々な情報を目にしますが、
最終的には自己責任、だと思っています。
確かに怖い一面もあるけれど、経済が再開していかなければ生活が困ります。
なので私はワクチンを打ちました。夫も同じです。
いざワクチンを打ってみての感想
1回目はファイザー、約1ヶ月後、2回目はモデルナのワクチンを接種しました。
両方とも、接種後約4時間後から腕が痛くなり、持ち上げたりするのも辛かったです。打った方の腕を下にして寝ることもできませんでした。
2回ともに同じ症状だったのは腕の痛みだけでしたが、他の副反応は圧倒的に2回目の方が酷かったです。
2回目の方が副反応が強いということは事前に知っていましたが、
私の場合全身の強い筋肉痛と頭痛で寝込むほどでした。
インフルエンザよりもきつかったです。
接種した日の深夜から除去に体がだるくなり、関節痛で眠れませんでした。
翌日はさらに悪化。目を開けていることも辛く、ずっと寝ていました。
何もできなかったので、娘たちがおにぎりとスープを作ってくれました。
食後に自宅にあったロキソニンを飲んで眠り、数時間後にはだいぶ改善。
夜ご飯はどうにか作ることができました。もっと早く飲めばよかったと後悔。
ただ、強く思ったのは、こんなにも強いワクチンを本当に打たなければいけないのだろうか、といういうことです。
たった1日ですが、はっきり言って日常生活は困難でした。
身体をウィルスから守るためのワクチンに対して、自分の身体が強く反応していることがはっきりとわかりました。
なんじゃこれは!?
と私の身体中の細胞が戦っているような、そんなイメージ。あくまでも私のイメージですよ。
数日後にワクチン接種を控えていた夫に「もうちょっとワクチンが改良されてから打ってもいいんじゃない?」と提案した程です。
社会全体で治験しているようなもんだな、、、と思いました。
まだ11歳以下の子供には承認されていませんが、たとえ承認されたとしても、もっとしっかり安全性が確認されるまでは子供たちには打たせたくないなと思います。
もちろん副反応には個人差があり、これは私の経験談ですが、周りにも高熱が出た人や怠さが強く仕事を休んだ人もいます。
一方で腕の痛みだけで済んだ人もいます。本当に個人差があると思います。
一概に良い悪いは言えないです。
でも、コロナからどうにか人や社会を守ろうとしている人、
早く終息してほしいと願っている人、
この辛い日々を必死に我慢している人、
色んな人たちがこの見えないウィルスに立ち向かっていますよね。
ニュースで感染症の専門家の方が仰っていたのですが、「ウィルスはなくならない、共存していく方法を見つけることが必要」と仰っていました。
そして、アンパンマンの作者であるやなせたかしさんも、「バイキンとの戦いに終わりはない。だからアンパンマンも最終回は無い。」と仰っていたのを本か何かの記事で拝見しました。
以前のような生活を取り戻したいけれど、完全には戻らないのかもしれない、
綺麗事に聞こえるかもしれないけれど、いなくなることのないウィルスと共存していくためには、自分や家族を守るために個々ができることをこれからも続けていかなければいけないのだと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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