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【カナダ・トロントで仕事探し】仕事を掴むために大事だと感じたこと。

こんにちはYUKAです。ablife.blogにお越しくださりありがとうございます。
今日のテーマは「カナダ・トロントで職探し」についてご紹介します。
私の経験談だけでは物足りないので、主人や私の周りの人たちを含め、日本人が実際にどのような就職活動をして、そしてどのように仕事を掴んだのか、についてお伝えしていきます。

就活に便利なサイト

e-Maple

就職活動をするときは、もし日系の会社(企業やレストランなど)で働きたければ、e-Maple を利用する人が多いです。日本語の掲示板のようなサイトで、日本にいてもこのサイトから就職活動をすることができます。知り合いの人の多くが、このサイトを利用していますし、こちらで起業している人も求人の際にこのサイトを利用する方も多いようです。
日本語環境での仕事をお探しであればぜひチェックしてみてください。

留学や移民エージェントのサイト

必ずしも多くはありませんが、日系の同サイトでの求人が出ていることもあります。

英語環境でどっぷり仕事がしてみたい人向け

英語環境でどっぷり仕事がしてみたい、という方にはカナダのIndeed Linkedin、e-Mapleの英語版のようなKijiji,カナダ政府のサイトからも探すことができます。
カナダ政府のサイト以外の3つは、登録することでより多くの情報を見ることができます。

レジュメを作成しましょう

カナダで就活をするのに必須の英文レジュメ。日本でいう履歴書です。

日本との大きな違いは、写真もなければ年齢を記載する欄はありません。むしろ書いてはいけないのだそう。

その他にも、これまでのキャリアは新しい情報から順に記載したり、応募先に関係のない経歴は省く方が有利な場合もあるのだとか。一方で、例え資格保持でなくとも、自分がスキルアップのために取り組んでいることなどは積極的に記載します。

あまりにも日本の履歴書と違うので、だいぶ手間取りました。

無料や有料でレジュメをチェックしてくれるサイトなどもありますが、私はネットに出ているレジュメ添削サイトなどを利用して自分なりに作成しました。

ただし、これはあくまでも私が行った方法です。

大手の企業等への就職をお考えの方はしっかり内容をネイティブの方に添削してもらった方が良いと思います。なぜなら、就職希望者の多い企業などは「キーワード検索」を行い、そこでふるいにかけられるからなんだそう。ぜひ、レジュメチェックをしてもらうことも検討してみてくださいね。

どんな就活をしたか?

私は移住してから1年程度経ってから少しずつ就職活動を始めました。
ただ、お恥ずかしながら、英語があまり得意ではないので、メインは日本語で仕事ができるところを探しました。主に私が利用したのはe-Mapleです。何社か問い合わせフォームを使ってメールをしました。英語のレジュメ(履歴書)も添えて。
ただ、お返事はいただけないことも多くありました。
ある日、Instagramでフォローしていた日系の企業のストーリーに”Hiring!”の文字が。
これはチャンス!と思い、InstagramのDMでメッセージを送りました。翌日「レジュメを送ってください」とお返事を頂いたので英文のレジュメを作成して送信しましたが、2-3日経ってもお返事がありませんでした。
”今回もダメだったか〜”と諦めていると、主人に”もう一回送ったら?”と言われ、「”見てくれましたか?”とかありなの?」
と主人に聞くと、
「たとえまだレジュメに目を通してなかったとしても、『どうでしたか?』ってメッセージ来たら、それだけでアピールになるでしょ」と。
元々私自身が受け身な性格ということもあって、”返事が来ないならダメなんだ”と思い込んでいたのですが、
「それじゃ仕事はとれないよ」と痛烈な助言をいただきまして。笑
主人のアドバイス通り、見ていただけたかどうかを確認するメールを送りました。
すると・・・・
翌日にはお返事が来ました。
そこからすぐに面接の予定が組まれ、
翌週には採用が決まりました。
もちろん、2回目のプッシュがあったから、採用が決まったというわけではないのかもしれませんが、でもあのまま連絡をしていなかったら採用されることは無かっただろうなと思います。
かくいう主人は、日本食の料理人としてトロントの飲食店で働いていますが、日本から来る時はe-Mapleで就職活動をしたそうです。
それ以外にも、求人が出ていない店に直接レジュメを持って行ってお店の人に直接交渉したり、連絡が来なければもう一度店に行ってマネージャーと話たりしたこともあったそうです。

就職活動で大事だと思うこと

主人からの受け身な私への教えは、「アグレッシブに行け」ということ。
この話を聞いた当初の私は、「いやいや、求人も出てないのに」とか「断られるのが怖いし」とか何とも後ろ向きなマインドだったのですが、
主人のアドバイスを受け、勇気を出して一歩踏み出してみた結果、
一番やってみたかったお仕事を始めることができました。
もちろん、レジュメを見やすくしたり、しっかりアピールすべきことはする、といった基本的なことも必要ですが、
それ以外の部分で ”やる気を伝える” ということがとっても大事なんだと思います。
私は日本で医療職として働いていたので、全く違うフィールドで仕事をしようと思うと、今までの経験がダイレクトに活かせることはほとんどありません。
でも、趣味でAdobeで動画や画像の編集をしたり、独学でWord Pressを使ったこのブログを運営していることなどをレジュメに記載するだけでも十分なアピールになります。
日本の履歴書だったら、その程度のことって書きませんよね?
でもこちらは何か少しでも仕事に繋がりそうなことがあれば、それがアピールポイントになるんです。
もちろん嘘になるようなことを伝えてはいけませんが、ちょっとしかできなかったとしても「できます!もっと勉強して技術をつけます!」と伝えることが大事です。
自分自身の日本での就職活動の経験と比較すると、
連絡が来なければプッシュする、とか、多少できなかったとしてもレジュメに載せちゃってアピールする、とかはなかなかしてこなかったなぁと思っています。

カナダ・トロントは本当に多くの国の人たちが住んでいます。街を歩いていると、これは”どこの言葉?”と感じることも頻繁にあります。
英語が第一言語ではあるのですが、多くの国の人たちがいる分、”訛り”も様々。
以前スペイン人の友人に「訛りなんて気にしなくていいのよ!自信を持って」と励ましてもらったこともあります。むしろ、自分達のアイデンティティを大事にしているし、訛りを気にすることよりも、”発信すること”を大事にしているように感じます。
それは日本人から見て”対外国人に対して”ではなく、たとえ日本語環境の日系企業や日本食レストランなどの日系のコミュニティであってもそれは一緒。
私の個人的な主観ですが、『積極的に発信すること、意見を述べること、何ができるかをアピールすること』
ということを、尊重されるし、重要視されていると思います。

カナダには日系の会社も多くあります。チャンスはたくさんあります。
仕事探しをお考えの方に少しでもお役に立てたら嬉しいです。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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