こんにちは。YUKAです。本日もablife.blogにお越しくださりありがとうございます。
Great!! 「カナダ最大の街」移民だらけのトロント
人目なんて気にしないでいい!
私が住んでいる街カナダ・トロントは北米でニューヨークに次ぐ移民の多さを誇ります。
むしろ外国籍の人たちで形成されている街といっても過言ではないくらいのエリアもあります。
そんなトロントに住んで2022年4月で1年半。
今でも「なんじゃそりゃー!」ということもありますが、私はトロントが大好きです。
移民が多いからこそ、多くの人が「みんな違ってあたりまえ」という感覚を持っているようなそんな印象です。
カナダは第一言語が英語ですが、街を歩いていれば色んなイントネーションの英語が聞こえます。当然各々の母国語の言葉も聞こえてきます。
私のように英語カタコトジャッパニーズにも本当に優しい。
とにかく「いいよ、今私はあなたの話を聞いてるよ!」という雰囲気で接してくれる人も多いのです。もちろんみんながみんなそうではないし、アジア人差別チックなことを受けたこともあるので、一概にみんながそう!というわけではないですが、それでも、優しい人が多いなぁと感じることが圧倒的に多いです。
肌の色も違うのは当然。人種に関係なく髪の毛だって黒髪ストレート人もいれば、金髪の人、クルックルの髪型の人、ピンクや青、レインボーの人などなど。
着ているものも「流行最先端」というよりは、「私、これが好きなの」とルックスでアピールする感じ。
「自分は自分」「人は人」「自分が思ってるほど周りは自分のこと見てない」
と感じることが多いです。
だからどうなんだというと・・・
・・・「楽なんです!!!!!」
もうコレに尽きます。
英語がうまく話せなくたって、私は私のアイデンティティがあるんだ!と言えるくらい、住んでいて楽です。
言語の壁があって、しんどいことはもちろんあるし、英語で電話とか、手続きとかやりたくないことも多いけれど笑
それでも、この街が大好きです。
Great!! なんでもオンラインでできちゃうカナダ!
カナダ全体に言えることでもありますが、様々な手続きがオンラインで完結します。
まず、カナダに税金を納める人たちはCRAという国のサイトで個人のページを作成することによって課税状況や補助金関連などの情報が一元化されています。このサイトを通してタックスリターンや子供手当などの詳細を確認できます。
以前もご紹介したカナダの子供手当の申請も同様にオンラインでも申請できます。
国の手続きがオンラインなのだから、銀行、州の運転免許や保険証の手続きなんかもオンラインでできちゃう。きっとこのコロナの影響で一気にオンライン化が進んだのでしょうが、このスピード感は”さすがカナダだな”と感じます。
学校だって、宿題の提出はオンラインですしね。
コロナでロックダウンになった時も、速攻で「明日からオンライン授業です」と学校からアナウンスがあり、滞りなくZOOMやGoogle Driveを使ってオンライン授業が行われました。
お陰で娘たちはパソコンの使い方は手慣れたもんです。
病院受診も「オンラインで予約して、電話かテレビ電話で診察」がむしろスタンダード。
コロナ禍でなかなか病院にいけないことから始まったのですが、意外と行かなくてもどうにかなるもの笑
さすがに診てもらわないと困る症状の場合は病院に行きますが、電話で相談して薬を出してもらい、近くの薬局に処方箋を送ってくれるので薬を取りに行く、という流れでした。
意外と楽チンですよ!
そんな私にも、「なんじゃそりゃ!?」というエピソードを経験しましたのでご紹介しますね。
Bad…. トロントのここはちょっと・・・なこと
episode 1 「あのぅ・・・もう忘れてました」
トロントを持ち上げといて落とします。笑
私がトロントに引っ越したのは2020年の10月でした。夫が先に生活をスタートさせていたとはいえ、家族で引っ越しをしたこともあり、家具などは10月以降に順次買いそろえました。
その時にL字型のソファをオンラインで購入したのですが、待てど暮らせどソファーのパーツの半分が届かず。しかも届いて一週間でソファの足が壊れるという不良品っぷり笑
メーカーに問い合わせると”ごめん、捨てていいよ。お金は全額返金するね”と。
この反応にもびっくりしましたが、とりあえず全額返ってきました。
そして時は流れ、2022年2月。
この間私たちは一度引っ越しをしました。とは言っても前の家からは徒歩圏内なのですが。2月の寒い日。前の家のセキュリティスタッフから「大型の荷物届いてるから取りに来て」と連絡が。
引っ越して約10ヶ月経っているのに、「今頃大型の荷物?」「え?何?」となりますよね。
主人が取りに行ってくれたのですが、まぁ、そこそこ大きくて、身長120cmの次女よりも大きかったのです。
徒歩圏内に引っ越したとはいえ、よくこれを素手で運んだな、と感心しました。
もうお気づきの方もいるかもしれませんが中身は何だったと思いますか?
「届いてないソファーの残り半分」です。
いやいやいやいやいや・・・・・
もう頼んでから1年4ヶ月以上経ってて、今頃届くんか!笑
もう、半分のパーツが来てなかったことさえも忘れてたし。
何の悪びれもなく、ただ巨大すぎる箱が届きました。邪魔やし。
これは、日本じゃ有り得ませんね。コンプライアンスに違反しちゃうわ笑
トロントの配送サービスはあてになりません。
平気で日程ずれて届くし、再配達サービスは無いし、届いた箱はボロボロになってるし・・・など、
はっきり言って信用ならないです。海外に住んで気付きましたが、日本の配送サービスは本当に素晴らしい!です。
episode 2「Fワード連発の口の悪さ」
とある手続きのため、「サービスオンタリオ」という、日本でいう県庁のようなところに行った時のことです。
時はコロナ禍。全ての来庁者は予約が必要でした。それでも入り口にたくさんの人が並んでいて、私も同じ様に並んで順番待ちをしていたところに、若い女の子二人組がやってきました。
また、その子たちの見た目がちょっと怖いの。トロントのヤンキーみたいな子?でした。いや、見た目だけで判断しちゃだめよ、本当は心が優しいのかも。とか思っていましたが、
突然並んでいる人たちを誘導していたセキュリティのおじさんにイチャモンをつけ始めました。そして、適当にあしらわれたかと思うと、私の数人前に平気な顔して割り込みました。
当然「No」と言われ列を追い出された彼女たち。
次はどうしたかというと、私の前に来ました。
うっそーーーん。。
絶対何も言わなそうなアジア人狙っただろ!?と一人自虐。
けど、ここで絶対舐められるまいっ!と思い、
勇気を振り絞って、いつもより態度3割増で強気に
”Hey, I’m in line.”(「ちょっと。並んでるんだけど」)
と声をかけました。
そこで彼女らの一人が私に向かって言い放った一言が
「F **k !! 」
Fワードというやつです。Fワードは言っちゃダメな言葉ですね。
テレビとかでそれを言っちゃうと「ピー」音が入る言葉です。
吐き捨てるように私に言うと、二人で去っていきました。
怖かった、というより何だか可哀想だなと思いました。そんなに人に腹を立ててもいいこと無いのに。と。
その一部始終を見ていた私の後に並んでいた方が
“You don’t have to mind” (「気にしなくていいのよ。」)
とフォローしてくれました。
このお姉さんたちに限らず、結構あちこちでFワードを聞くことが多いです。
エレベーターに乗っていると、おじさんが乗ってこようとしたので、「下に行くよ」と伝えたところ「shit! (クソ!)」と言われたり。上の階に行きたかったんでしょうね。でも、
なんでやねん。
って思わず日本語でつっこみますよね。笑
他にも、こちらの人は普通に道路で大声で喧嘩をします。男女の喧嘩は然り、男性同士女性同士、しょっちゅうやってます。
大声なんで、Fワード連発しまくり。何なら手も出てます。
子供はポカーンですよね。思わず目と耳を塞ぎたくなります。
一方で周りの人の無関心っぷりもすごいです。あまりにもひどければ他の人が介入しますが、そうなったら警察出動。
こちらの人の喧嘩は激しいです。むしろ、そこまで激しく言えたらスッキリするんかな・・・と冷静に見てしまう自分もいます。笑
何れにせよ、聞いている方は気分が良いものでは無いですよね。
episode 3 「これ、ギフト包装ですか?」
移住したての頃に、とあるアパレルショップでギフト用の洋服を買った時のこと。
レジで「It’s a gift, so can you wrap it?」(ギフトなので包装してもらえますか?)とお願いすると、「For sure!(もちろん)とにこやかにお返事をしてくれたお姉さん。
側で見ていると、適当に茶色い包装紙でガシャガシャっと包み、テープも止めず、ショップバッグに入れて、「Have a good day」と再びにこやかな笑顔で商品を渡されました。笑
え・・・?包装は・・・?
英語伝わってなかったんかな?と不安になっていると、横にいた主人に「包装はしてくれないと思った方がいいよ」と言われ、「なるほど、そういうことか」と繋がりました笑
基本、ギフトラッピングのサービスは無いと思った方がいいですね。ショップバッグにちょっとオシャレな紙を入れて、リボンを紙袋の紐に付けてくれたらだいぶサービス良い方です。
多分、こっちの人が日本のデパートの高速ラッピングを見たら、もう「amazing!」の大喝采なはずです。
以降、うちには包装紙とリボンは数種類常備しています。実際に友達のギフトなどを見ても、ほとんどが自分でラッピングしています。
あんなに丁寧なラッピングサービスは細やかな気配りができる日本ならではなんだなぁと実感しました。
episode 4 「高い生活コスト」
日々生活していると肌で感じる”生活コストの高さ”
年々インフレ率も上昇しており、2022年4月現在のカナダのインフレ率は5.7%。
昨年に比べ、乳製品や野菜も明らかに1ドル単位で値上がりしていると感じます。
たった1ドルと思うでしょうが、例えばチーズ。昨年は一袋4.99ドルで購入できていたものが5.99です。露骨に1ドル上がるとちょっと買うのを躊躇します。
チーズだけでなく、物価が全体的に高いので、スーパーで少し買っただけのつもりが平気で30ドルを超えます。食料品には課税されませんが、元の値段が高いので。。。
我が家は食品代だけで1ヶ月1000ドルを超えることもざらです。
生活コストは年々上がっていますが、それだけでなく家賃もえげつなく上がってます。苦笑
四人家族で住むには、日本でいう2DKくらいは欲しいですよね。こちらで同じくらいの部屋数で探すとトロントのダウンタウンのコンドミニアムでは月に25万円くらいが相場です。高いところでは30万を超えます。
生活コストの高さは、いくら補助金などが手厚いカナダとは言えども辛いところです。
ちなみに税金も高いですしね。
お金の面では何かと苦労することも多いです。
トロントは共働きの世帯も多いですが、シングル世帯も多く、国や地域のサポートを得ながら子育てをしている人もたくさんいます!
日本でもカナダでも、住む場所によってメリット・デメリットがあるのは当然のこと。
自分が自分らしく、満足して過ごせる場所で毎日いろんな感情に揉まれながらも充実して過ごせる事が大事じゃないかなと思います。
みなさんは、今住んでいるところが好きですか?
私は、大好きです!
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ablife.blog 家族で海外移住・カナダ生活発信ブログ